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コラム
包装資材の企画・開発・販売

EXPO2025大阪・関西万博に行ってきました!

2025.06.03
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連日話題の大阪万博。

大阪を愛してやまない社員Sが潜入してきました!

今回はその様子をお届けします。

ミャクミャクコーデで準備万端!
目次
  • EXPO2025大阪・関西万博のテーマ
  • 個性豊かなパビリオン。おいしい食べ物もいっぱい!

EXPO2025大阪・関西万博のテーマ

今回の万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」というメインテーマと、

・Saving Lives -いのちを救う-

・Empowering Lives -いのちに力を与える-

・Connecting Lives -いのちをつなぐ-

という3つのサブテーマから構成されています。

150の国と25の国際機関をはじめ、企業やNGO/NPO、市民団体等、世界中から英知が集まり、様々な「いのち輝く未来社会」への取り組みを見て感じることができる、国際博覧会です。

各国の国旗がズラリ!

個性豊かなパビリオン。おいしい食べ物もいっぱい!

まずは、アラブ首長国連邦のパビリオンに行きました!

外観は美しいガラス張り。

一歩中に入ると、静かで落ち着いた雰囲気が広がっており、やさしい木の香り包み込まれます。

そして、圧巻だったのは天井まで伸びる90本の巨大な柱。

農業廃棄物であるナツメヤシの軸が200万本も使用されており、まるで巨大なナツメヤシの木が天にも届くような壮大な空間でした。

この柱は、UAEの伝統的な建築様式であるアリーシュと、日本の木工技術を融合させて作られたもので、農業廃棄物の可能性を感じることができる革新的な建築デザインです。

他にも、伝統工芸や宇宙関連の先端産業等についての展示が随所に置かれており、自由に見て回ることができました。

次はカタールです。

カタールのパビリオンは、日本を代表する建築家の一人である隈研吾さんが手がけており、ダウ船と呼ばれるカタールの伝統的な帆船と、日本の指物の技術にインスピレーションを受けたデザインになっています。

館内は真っ白な外観とは対照的に、少し暗い落ち着いた照明で、青い海を連想させる大きなカーテンに囲まれながら、カタールの自然や都市の美しさを感じることができる映像が流れていました。

他にも、カタールの真珠産業や海洋資源の歴史をはじめ、生態系保護の取り組み等について学ぶことができます。

タイミングが合えば、外でヘナタトゥーの体験もできるみたいです。

10日~2週間程度で消えるみたいなので、もし機会があれば私もやってみたいです!

大阪ヘルスケアパビリオンに移動します。

大阪ヘルスケアパビリオンでは、カラダもココロも自動で洗われる「ミライ人間洗濯機」の展示や、iPS細胞をテーマにした再生医療の可能性の発信が行われています。

そして、協賛企業の店舗が、おいしく健康的な食事を提供するフードエリアもあり、ここで昼食を頂きました。

ほっかほっか亭のワンハンドBENTOです!

ワンハンドBENTOは片手で主食・おかずを満足感たっぷりに味わうことができる、ミライのお弁当だそうです。

数種類の中から今回は海苔弁を選んだのですが、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富な十六穀米が使用されており、白身魚のフライ、ちくわ天、卵焼きも入っていて、とってもボリューミー!

価格はなんと500円!この満足感をワンコインで楽しめるのは嬉しいですよね。

そして、このワンハンドBENTOに使用されている包材は武蔵野産業が手がけました。

手を汚さず食べられるだけでなく、鮮やかなカラーが中のものの美味しさをより一層引き立てています。

そして日本館に!

さすが開催国のパビリオンということで、とても広かったです…

外観は木製の大きな円環状になっており、万博のシンボルでもある大屋根リングとリンクしているような構造で、パビリオンの中でも圧倒的な存在感を放っていました。

日本館では「循環」をテーマにしており、プラントエリア、ファームエリア、ファクトリーエリアという3つのゾーンに分かれています。

万博の会場内で出たごみをバイオガスとして再生したり、藻類から燃料や化粧品の原料を作り出す、日本の技術について学ぶことができます。

「ごみ」から「水」へ、「水」から「素材」へ、「素材」から「もの」へと循環していく体験を通して、様々な無数の小さな循環によって、私たちの世界が成り立っていることに気づかせてくれます。

ハローキティやドラえもんとのコラボレーションもあり、見応えたっぷりです!

藻になったキティちゃんたちがたくさんいました。
ドラえもんがナビゲーターになってくれています。

未来の都市パビリオンにも行きました。

ここでは、地球環境や様々な社会課題をどう解決していくかについて12の企業・団体が共創した、15のアトラクションを体験することができます。

アグリテックを活用した未来の食文化を学べるゲームに参加したのですが、自分が選んだアクションが大画面に映し出され、迫力満点でした!

他の来場者と協力する場面もあり、大人でも子供でも楽しみながら学べるゲームです。

別のアトラクションでは、お米のキャンディを頂きました。

パッケージもお米からできているそうで、環境に配慮したサステナブルなアイテムですね。

大屋根リングや会場内を歩きながら色々な展示を見ていたのですが、だんだんと暑くなり…

冷たいものが食べたいな~ということで少し休憩を。

テラスニチレイで今川焼を頂きました!

今川焼といえば温かいものを想像しますが、こちらはなんと、凍ったまま食べられる今川焼です。

アイス感覚で食べられるので、これからもっと暑くなる夏の万博でも、手軽にクールダウンできてオススメですよ。

そして、こちらに使用されている包材も武蔵野産業が関わっているので、万博に行かれる方はぜひチェックしてみてください!

最後はPASONA館に行ってきました。

日が落ちると綺麗にライトアップされていました!

建物の上にはアトムが座ってどこかを指差していますが…この指差す方向は、パソナグループの本社がある淡路島だそうです!

PASONA館では「いのち、ありがとう」というコンセプトを掲げており、「からだ」、「こころ」、「きずな」の3つをテーマにした展示を通して、いのちの尊さやいのちへの感謝を感じることができます。

中でも、惹きつけられた展示はiPS心臓です。

バイオマテリアル・バイオエンジニアリングを用いて作製された立体の心臓を、実際に動いた状態で見学することができました。

日によって振動の速さが違うらしいです。

このiPS心臓は、iPS細胞から作った心臓の筋肉細胞を注入して培養したもので、約2週間で小さくなり、動きが弱まっていくため、万博の期間中は18回の入れ替えを予定しているそうです。

実際の心臓に置き換えるには、更なる技術改良が必要ですが、医療の未来・いのちの未来を創る新たなテクノロジーの可能性を感じることができました。

最後にお土産も買いました!

アトムのクリアファイルとマグネットです。

お米のバイオマスプラスチックで作られており、発色も鮮やかでとてもかわいいです。

万博レポートいかがでしたでしょうか。

文章だけでは伝えきれない魅力がたくさんあるので、少しでも興味のある方はぜひ行ってみていただきたいです!

私も、まだ行けていないパビリオンがたくさんあるので、また計画を立てて行ってみたいと思います!